[バス停訪] 浮羽発着所

浮羽発着所にローソンが開店(※)して旧来の発着所が解体されたという情報をTwitterで目撃し、気になったので実際に現地を見てきました。

※私が現地を見に行ったのは平成28年2月23日で、ローソンの開店予定日は2月26日です。

ぱっと見は普通のローソンです。しかしよく見ると…?

このローソンには西鉄のマークも入っています。何だか不思議な組み合わせ。

ローソンと西鉄は仲が良いみたいで、西鉄天神高速バスターミナルや西鉄二日市駅などにもローソンが入居しています。

通りに面した部分にローソンがあり、バス待機所や転回スペースは店舗の後ろにあります。

「バスのりば 店内からも行けます」の案内がある通り、店舗の裏側にも扉が見えました。

ローソン右側にバスの進入路があり、ローソンをL字で囲む様にバス関連のスペースがあります。

私が訪れた時はローソンの開店前だったので、仮バス停がありました。

ローソン開店後は店舗裏側から乗車するようになるのではないかと思います。

西鉄バスとローソンが提携している前例として、「ローソン常持(つねもち)店」があります。

この浮羽発着所～久留米を結ぶ路線も通るバス停です。

こちらもローソンの敷地を利用してバスの折り返し運行を行っています。

バスの行先にローソンが出てくるのはちょっと面白いですね。

ローソン公式HPによりますと、浮羽発着所のローソンの店名は「西鉄バス浮羽発着所店」だそうです。

常持店は「ローソン>バス停」な印象ですが、浮羽発着所店は「ローソン<バス停」な印象を受けます。「ローソン浮羽店前」行きとはならず、「浮羽発着所」行きという名称が残るのも個人的には嬉しいです。

新設された看板にも「浮羽発着所」と記されています

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昔の姿など思い出せなくなりそうなほど綺麗になった浮羽発着所ですが、せっかくなので昔の姿も紹介したいと思います。

念のために言っておきますが同じ場所です(笑)

奥に見えるのはトイレです。

いや…見えてるし…。

中はこんな感じでした。

手前の、森山内科と地域のために～の長椅子は仮バス停でも使われていました。

ローソン開店後は雲行きが怪しそうですが、旧発着所から唯一残ったものだと思います。

自分が旧発着所で好きだったのはこれらのレトロな看板たちでした。

これらが消えてしまったのはちょっと寂しいです。

旧発着所も味があって好きでしたが、誰がどう見てもローソンの方がいいですよね(笑)

本数がさほど多いわけではないこの場所で、空調が効いた店内で外から見えないトイレも使えて快適にバスを待てるのは大幅なサービスの向上です。

西鉄バスとしては従来とは比べものにならないほど快適な待合設備を提供でき、ローソンとしてはバス利用者の買い物による売り上げを期待でき、店舗の敷地も確保できる…。西鉄バス・ローソン・そして乗客みんなが嬉しいこのシステム、今後も増えていくのか注目です。