国鉄が分割民営化されてから今年で28年。皆さんご存知の通り、JR西日本は山陽新幹線、関西エリア、北陸エリア、そして広島を中心とする中国エリアなどを担当する旅客鉄道会社として発足しました。
需要が高く私鉄との競合が激しい、関西エリアのアーバンネットワークには新車が数多く投入されました。(例外はありますが…) 北陸エリアも長年国鉄型の独壇場でありましたが、521系が投入され、現在は一部区間が第三セクターとなりましたが、大多数の列車で活躍しています。岡山地区は国鉄型がメインであるものの、岡山駅では快速マリンライナーで223系5000番台(5000系)を見ることができます。
一方で広島地区の広島シティネットワーク。広島は中国地方の中心となる都市でありながら、JRの車両面では冷遇が続き、「國鉄廣島」などと言われたりもしました。その広島シティネットワークで遂に新車の投入が決定、平成27年3月のダイヤ改正より運用を開始しました。
広島シティネットワークに新時代の訪れを告げる、227系のご紹介です。
■外 観