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2015/08/01

プラビバ! ファイナル

福岡市の副都心と言われる西新。西新と言えば皆様何を思い浮かべるでしょうか?
西新商店街、西新パレス、ドン・キホーテ、修猷館高校…などがあるかと思います。

今回の主役は「西新エルモール・プラリバ」。西新と言えば? と質問すれば多くの方が思い浮かべる施設であると思います。


「西新エルモール」として開業し、西新岩田屋の撤退を経て、2003年に「西新エルモール・プラリバ」として再出発を果たしました。「プラリバ」という名前は「プラリと行ける所」からの造語であり、一般公募によって決まったそうです。語感もよく、良い名前だと思います。



西新の一等地に位置し、街の変化を見守ってきました。
この画像を見て「あそこか!」と感じた方もいらっしゃるのではないかと思います。
バスの本数も多く、アクセスも便利です。ただし最寄りのバス停名は西鉄系施設の「西新パレス前」。ちゃっかりしています。(西新四丁目バス停も最寄りです。)




地下鉄とも直結し、地下からでも「プラリと行ける場所」でした。



テナントも地場スーパー「サニー」や100円ショップ「ダイソー」が入居するなど、どこか庶民的で入りやすい雰囲気でした。元々あった商店街のお店が再開発に伴い、旧西新エルモールに入居したという経緯があるそうで、確かに他の大型商業施設とは少し違った雰囲気を感じます。



郵便局も入居していました。そのまんまな名前です。



7階の催事場。古本市なども催された場所ですが、閉店当日なのでガランとしています。





7階から見える景色です。現在の建物は老朽化のため取り壊され、下層部は商業施設・上層部は分譲マンションとなる30階建ての高層ビルを新たに建築する案が有力だそうです。
西新の交差点や商店街、福岡タワーをはじめとする百道浜の景色が一望できるこの場所・この高さの景色は分譲マンションとなり、個人のものとなってしまうのでしょうか…?


福岡市の西部方面に住む私にとって、西新は天神や博多駅よりも近い街であり、住民ではありませんが親しみを感じる街です。名前の如く、プラリバにプラリと立ち寄ったことも幾度となくあります。そんな西新を象徴し、西新を長年見守ってきたこの建物が無くなってしまうことはとても寂しく感じます。
現在の建物は取り壊され、跡形も無くなってしまうでしょう。しかし、この西新にプラリと行ける場所、プラリバがあったという記憶は多くの福岡市民の記憶に残るであろうと思います。無事に職務を全うし、大勢の人に見守られながら閉店の時を迎えられたことは、ある意味幸せなことかもしれません。

プラリバの意志を継ぎ、次の商業施設も気取らず、「プラリと行ける場所」であることを願っています。


閉店セレモニーには多くの方が詰めかけました



最後に。

西新エルモール・プラリバさん、お疲れさまでした。
また逢う日まで。


のりかえ
【C-14】「ありがとう、西新エルモールプラリバ。また、巡り逢う日まで。」
1000ZAKIさんの「KANAEWORKS」におきましても、プラリバの記事を公開されています。
同行させていただきましたが、写真のクオリティが素晴らしいです。自分が恥ずかしくなるぐらい…
閉店間際の店内の様子や関係者によるお見送りの様子を見ることができます。ぜひご覧ください!


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